①求職者の行動を考える

②求職者の求めるものを考える

③求職者に決め手を提供する

求職者の行動を考える

求人に応募する人は、広告やハローワーク等の求人を見た後、応募前に事業所のホームページをチェックします。
ホームページを見て事業所をイメージし、応募するかどうか決めるのです。

例えば、
・ホームページがない場合、『得体の知れない事業所』と不信感を抱きます。
・ドメイン〈独自HPアドレス〉を取得していないと、『他者から見てもらうことを重視していない』とか、『検索されたくない(見られたくない)のかな?』と感じます。
・テキスト(文章)のみのホームページだと、『古い』とか、若い人がいないイメージを持ちます。
・壮大過ぎる理念が書かれている場合、『ついていくのが大変そう』『利用者重視・ヘルパー軽視』と感じる。
・何年も更新された記事がない場合、『情報発信する気がない事業所』と思う。
・ヘルパーを大切にしていると謳っていても、給与が低すぎると違和感を感じる。

などといった感じで、求職者はホームページからその事業所のことをイメージするのです。
ホームページがない事業所と、ホームページをしっかり作っている事業所が同じ雇用条件で募集かけた場合、ホームページを作り込んでいる事業所に応募が集中することは想像に難くありません。

介護事業の最大の悩みである人材不足を解決したければ、人材募集をする前にホームページを作り込み、その上で求人広告やハローワークで求人を出せばいいのです。
実はホームページを持つ多くの事業所が『採用欄に力を入れていない』ので、採用欄に力を入れたホームページを作っただけで採用に関して圧倒的に有利な状態を作り出すことができます。

求職者の求めるものを考えよう

求職者が求めるものを考えてみます

・給与
・福利厚生
・将来性(キャリアアップ・昇給の可能性)
・仕事はあるのか?(登録ヘルパーの場合は重要)

このあたりの情報をしっかりと発信することは当然として

・他の事業所との違いは?
・そこで働くメリットは?
・学びや成長につながる?
・加算の取得状況は?
・上司はどんな人?
・職場の雰囲気は?
このようなことを一つでも多く発信すればするほど応募率は上がります。

結局、求職者が求める情報をしっかりとホームページで提供できるかどうかが人材不足を解決する鍵となります。