ホームページはなぜ必要なのか?
今の時代、ホームページ(以後HP)はどのような事業においても必要です。
情報化社会において情報を発信しない事は信用低下を招きます。
情報は隠せば隠すほど警戒され、出せば出すほど信用が増すのです。
事業所の信用度を高める為にホームページは必要なのです。
利用者、新規顧客、求職ヘルパーを取りこぼさないため
訪問介護事業においては、利用者さんはもちろん、ケアマネジャー、求職ヘルパーなど、御社と関わろうとする人たちは必ずホームページを検索します。
・この事業所はどのような事業所なの?
・どこにある事業所なの?
・どんな人が運営しているの?
・雰囲気は?
皆、何かしらの情報を求めてホームページを見に来ます。
HPに載せられた情報を元に『関わるかどうか決める』のです。
ホームページが無いと『この事業所本当に存在するの?』と思われますし、全く事業所のことがイメージが出来ません。その事業所を選ぶ決め手がありませんのでてスルーされる確率が上がります。
ホームページがあれば、事業所の特色をアピールしたり差別化を図ることが出来ます。
事業所を選ぶ決め手を次々と相手に投げかけることが出来るのです。
利用者が求める情報を発信すれば、利用者様やその家族さんから信用されます。
ケアマネが求める情報を発信しておけば、新規利用者獲得チャンスを最大限に拡大できます。
求職者が求める情報をしっかりとアピールしておけば、求職者の取りこぼしを防ぐことが出来ます。
訪問介護事業を伸ばすために、チャンスを取りこぼさない為にホームページを活用しましょう。
伝える相手を考える
HPを作る上で考えないといけないことは、情報を『誰に届けたいのか?』です。
事業所がHPを作る際、真っ先に『利用者(お客様)に情報を届けたい』と考えるはずです。
利用者様へ事業所の情報を発信することは当然です。
ですから、ホームページ制作会社へ依頼すれば基本的に『利用者へ向けたホームページ』を作ってくれます。
ただ、殆どの訪問介護事業所HPが『利用者に向けての発信しかしていない』のです。
これは非常にもったいない事です。
実は、訪問介護事業所HPでメッセージを伝える相手は利用者だけではありません。
売上アップ・利用者獲得に力を入れたければケアマネージャーへ向けて、
ヘルパーを確保したければ未来の従業員へ向けて積極的に情報発信することも出来るのです。
訪問介護事業に役立つホームページとは
利用者・ケアマネ・ヘルパーの3方向へ発信できているHP
役立つホームページとは、相手が求める情報が載っているホームページです。
訪問介護事業で鍵となるのは、利用者・ケアマネ・ヘルパーです。
この3方向に向けてしっかり情報を発信しているホームページは事業を加速させます。
特に介護事業で事業所が苦労するのは『介護士不足』
介護士不足の苦労を解消したければ介護士に向けて情報を発信することに力を入れましょう。
訪問介護事業所ホームページは放置されがち
多くの事業所ホームページは『利用者へ向けて作られている=集客用HP』です。
実際、利用者が喜びそうな『やさしい・心を込めた・経験豊富なスタッフが』等の言葉が並びます。
ただ、ほぼ全ての訪問介護事業所が同じような言葉を使い、同じような点をアピールしているため、違い・特色がわかりません。
違いや特徴がないということは、その事業所を選ぶ理由にはならないという事になります。
おそらく「ホームページを見てこの事業所を選びました」「ケアマネさんは別の事業所を推してきたけど、HP見てこちらを選びました」という利用者さんは殆ど存在しないのではないでしょうか?
実は、多くの訪問介護事業所ホームページは集客を目的に作られているのに集客の役に立っていないのです。
役に立っている実感がないから、管理者や責任者もホームページに重要性を見いだせず、活用に積極的になることもなく、訪問介護事業所のホームページは放置されてしまうのです。更新されることもなく、新しい情報が載ることもなく、ただ「ホームページがあります」というだけの状態の訪問介護事業所ホームページは多いです。
事業所が最も欲している相手に向けて発信する
高齢化の進んだ日本において、真面目に事業を継続していればケアマネから利用者の紹介は必ずあります。
訪問介護は比較的『集客には困らない事業』なのです。実際、事業が安定してくるとヘルパーが足りずにケアマネからの依頼を断る事が多くなります。
よく考えてほしいのは、訪問介護事業所が本当に欲しているのは『介護士』ということです。
介護士が増えると、ケアマネからの依頼を受けることが出来、売上が上がり、移動の効率が上がり、交通費や人件費率が下がります。
事業所にとってメリットが大きいです。
そう考えると、訪問介護事業のHPで一番情報を伝えるべきターゲットは『求職ヘルパー』です。
その次にケアマネージャー、利用者と続きます。
ホームページを使い介護士が貴事業所を選ぶきっかけを作る事が出来れば、そのホームページは非常に役に立つホームページとなります。
効果を実感できるホームページであれば『更新意欲』が湧くため、管理者や責任者さんも『新しい情報を載せていこう』と思うようになります。
新しい情報を載せているホームページほど信用度が上がり、より良いホームページへと育ちます。